
こんにちは。
買ってきた花が元気がない。。飾ってたらなんだか元気がなくなって萎れてきてしまった。。もうダメかー。捨てるしかないかな??なんていう時ありますよね?
でも、ちょっと待って下さい!
実は、元気のない切花でも
・正しい水揚げ
・置き場所の見直し
この2点を抑えるだけで復活するケースは非常に多いです。
この記事では
切花が元気をなくす本当の原因
花屋が実際に行っている復活方法
復活しない花の見極め方
を、花の状態別・種類別にわかりやすく解説します。
筆者は花屋歴15年の現役フローリスト。15年間、実店舗にて花の仕入れに携わり、元気のない切花の対処法を花別に熟知しています。新人教育も行ってきたので、初心者にもわかりやすく解説していきます。
当記事はこんな方におすすめ↓
- 花のある暮らしを始めた
- 花がいつも早く萎れてしまう
- 花を長く楽しみたい
- 切花が元気がない、萎れる原因とは?【復活できるかの判断基準】
- 萎れて元気のない切花を復活させる方法【現役花屋の実践手順】
- 切花の復活に効果的なその他の方法【花の種類別】
- 切花が復活しないケースと見極め方のQ&A|よくある質問
- まとめ
切花の元気がなくなる原因から、復活させる具体的な方法まで順番に解説します。
切花が元気がない、萎れる原因とは?【復活できるかの判断基準】

そもそもお花が元気がない原因は、主に以下の3つです。
- 寿命
- 実は元気な状態
- 水が吸収できていない&吸収が足りない
お花が元気がない理由①:寿命(復活できないケース)
これは仕方がないかもしれません。お花にも寿命があります。種類によりますが、綺麗な状態が続くのは購入してから5日〜1週間前後です。
(お花によりもっと持つものや、短命のものもあります)
お花が元気がない理由②:じつは元気がある状態
花頭が下を向いる場合、元気がない。。と思いがちですよね?
ですが、じつは元気な状態である場合もあります。
その理由がこちら↓
☑︎茎に対して頭が重い
☑︎花頭が下を向いた状態で水が上がってる
どちらの場合も、元気があるかどうかを見分ける方法があります。
それは茎、花びらの質感です。
茎を触ってみてふにゃふにゃしていたり、花びらがシナシナしていてティッシュのような質感だった場合は水が下がっています。
(水が下がるとは•••お花に十分な水が行き届いていなくて元気がない状態)
逆に茎や花びらがシャキッとしていたり、弾力、ハリがある場合は元気な証拠です。
コスモスやひまわり、ガーベラなどは頭が下を向いたまま水が上がると、その状態で水が上がるので、元気がない??と思われがちですが、じつは元気なこともあります。
頭を上に向かせる方法はまた後ほどご紹介します。
- 必ずしも"花頭が下を向いている=元気がない"ではない
お花が元気がない理由③:水が吸収できていない&吸収が足りない

何らかの理由でお花に水が供給されておらず、十分に栄養が行き届いていない状態です。この原因は様々あるかと思いますが、以下二つで対処すると、復活する場合があります。
- 置き場所を変えてみる
- もう一度、適切な方法で水揚げする
①置き場所を変えてみる
そのお花には合ってない環境の場合、置き場所を変えるだけで改善する場合があります。
例えば、、、
☑︎エアコンの風が直接当たっていて元気がない
→蒸散(水分が逃げていく現象)による乾燥で元気が無い事もあるので、
風が直接当たらない場所に置いてみましょう
☑︎玄関先の寒い所に飾っていて元気がない
→寒さに弱いお花の可能性も。リビングなど暖かい場所に変えてみましょう。
こんな感じで置き場所をずらしてみましょう。
- お花にも向き不向きの場所があるので、少し環境を変えてみるのも効果的
②もう一度適切な方法で水揚げをする

元気がないのは水がうまく吸収できてないからです。
つまりきちんと水を吸わせる事ができれば復活させる事ができます。そこで適切な水揚げをする事で元気になる可能性が高くなります。次項で詳しく説明していきます。
萎れて元気のない切花を復活させる方法【現役花屋の実践手順】
それでは、本題に参りましょう。元気のないお花は以下の手順で試してみてください
新聞紙を使って切花を復活させる方法
まず、花や葉を上に向かせるように新聞紙で巻きます。新聞で姿勢を矯正させてあげるイメージです。
(頭が下を向いたまま水が上がってしまった花もこの方法で、水揚げすると上を向きます)
これをやるのと、やらないのとでは全然違うのでやりましょう。



花が痛まない程度にきつめに巻きましょう。新聞紙がなければ、包装紙など何でもOKです。
実際に、仕入れ翌日に首が垂れていたガーベラも、新聞紙+深水で3時間ほどでしっかり復活したケースは何度もあります。
切花の水が上がらない時の正しい水揚げ方法

そのお花に適した水揚げをします。
花屋が実際に行う水揚げ方法をこちらの記事で詳しくまとめています
▶︎花の長持ちに影響!水揚げとは?水切り、割りなど現役花屋が徹底解説! - ひとりでハナログ
切花を復活させる水の量と栄養剤の使い方
浅水でも大丈夫な花は、浅水〜中くらいの量の水、バラや枝物など、たくさんお水を吸収する花はたっぷりのお水にいけましょう。
(お水が少な過ぎると、水が上がりません。)
また、お花の栄養剤を使用するのも効果的です。栄養剤にはお花に必要な栄養分が含まれる為、水揚げ時に使用するとより効果的です。
この状態で2〜3時間放置します。
新聞を外して、シャッキとしていたら復活です!まだヘナヘナ。。していたら、もう一度新聞紙で巻いて待ちます。大体丸一日経過しても、元気がない場合は、寿命だと思って諦めましょう。
お花の栄養剤を使用したことがない方は、一度でも使用してみることをオススメします↓
切花の復活に効果的なその他の方法【花の種類別】
上記の方法で大体は水が上がるのですが、他の方法で水が上がるものもあります。
霧吹きまたは水につける

花に霧吹きや、直接水につける事で水が上がるものもあります。それがラン系の花などです。
ラン系の花は暖かい地域の花で、湿度を好みます。その為、花自体の水分を含ませると効果的です。
もし、元気がない場合は花に直接霧吹きをして、水を吸収させましょう。それでも元気にならない場合は、花の部分を思い切って水につけてしまうのも効果的です。
水につける事で、花から直接水を吸収させるのです。大体半日程度、水につけると水が上がりやすいです。
霧吹き&水につけると効果的な花
モカラ、デンファレ、バンダ、アランダなどのラン系の花。ポリシャスなど、暖かい気温と湿度を好むグリーン。
ちなみに、他の花(バラやガーベラ、カーネーションなど)は花びらに水が付くと蒸れて傷んでしまうので、絶対NGです。
なお、霧吹きの中でも、細かいミストが出るタイプがオススメ。より細かい水滴の方がお花や葉から水分が吸収されやすいのと、より広範囲に霧吹きを満遍なくかけられます↓
葉を取り除く

葉も呼吸をしていて、葉の部分から蒸散して、花に十分な水分が届かない場合があります。
なので、葉がたくさんついてる場合はある程度取り除いてあげると水が上がります。
葉を取り除くと効果的な花
ケイトウ、ダリア、フジバカマ、など
茎から出る白い液体を洗い流す
茎をカットすると白い液体が出てくる花があります。これを放置して水にいけると、白い液体が凝固し茎がつまり、水を吸収できなくなります。
なので白い液体が出てきた場合は、水で洗い流してからいけましょう。
白い液体が出る花
オキシペタルム(別名ピュアブルー)、フウセントウワタ、ユーフォルビア
切花が復活しないケースと見極め方のQ&A|よくある質問
花屋で実際によく聞かれる質問集です。
Q. 一度完全に萎れた花でも復活しますか?
A.いいえ、復活しません。
完全に萎れてしまった花は残念ながら、復活しません。ただし、完全に萎れてしまったと思っても、そうではない場合があるので、念のため先述の方法を試すのがおすすめ。
Q. 復活しない花の見極め方は?
A.変色、ドライフラワー化してしまったものは復活しません。
花びら・葉が茶色く変色したり、乾燥してパリパリになってしまったものは残念ながら復活しません。
Q. 夏と冬で対処法は違いますか?
A.対処法は基本的に同じ
夏、冬に関わらず対処法は同じです。ただし、極端に暑すぎる場所、寒すぎる場所は避けましょう。
Q.切花がすぐに元気がなくなるのは何故ですか
A.多くの場合、「水が上がらない」「置き場所が合っていない」
このどちらか、または両方が原因です。
特に夏場はエアコンの風、冬場は寒さによるダメージが多く見受けられます。
まとめ
いかがでしたか?
切花が元気がない=寿命とは限りません。
水が上がらない原因を取り除くことで、切花は驚くほど復活します。
切花が萎れて元気がなくなったからといって、すぐに捨ててしまう必要はありません。
実は、置き場所の見直しや正しい水揚げを行うだけで、復活する花は意外と多いのです。
まずは
・本当に寿命なのか
それとも
・水がうまく上がっていないだけなのか
を見極めることが大切です。
花の状態に合わせて
- 新聞紙で姿勢を整える
- 水揚げをやり直す
- 環境を少し変えてあげる
だけでも、シャキッと元気を取り戻すことがあります。
切花が元気がない時や、水が上がらない時は、寿命と決めつけず、今回ご紹介した復活方法をまず試してみましょう。
少し手をかけてあげるだけで、切花はもっと長く、きれいに楽しめます。
最後までご覧頂きありがとうございました🎵
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