こんにちは。本日は『ヤドリギ』のご紹介です。ヤドリギはヨーロッパや欧米で、クリスマスによく飾られる植物。幸運をもたらす植物とも言われています。当記事では、その理由や素敵な言伝えをご紹介していきます。クリスマスのプレゼントにもオススメ!素敵な思い出づくりができるかもしれませんよ♪
当記事はこんな方にオススメ
- 花のある暮らしを始めた
- 記憶に残る花贈りがしたい
- クリスマスシーズンの花が知りたい
ヤドリギとは??
科:ビャクダン科(ヤドリギ科)
属:ヤドリギ属
出回り時期:12月中旬
手に入れやすさ:★★
ヤドリギは樹木に寄生し、成長する寄生植物です。正確に言うと半寄生植物で、栄養の半分は寄生した樹木からもらい、半分は自分で光合成して得るという植物です。
樹木の上の方に、鳥の巣のように丸い形状で寄生します。
冬になり、落葉すると、ヤドリギの存在がよくわかります。よく桜の木や、けやきなどに寄生しているので、探してみて下さい♪
二手に別れた葉の間には実がついていて、この実がたくさんついたヤドリギの様子は、クリスマスのイルミネーションを思い出させます。
名前の由来
漢字で書くと「宿り木」。
宿を借りるように、他の木に寄生していることが、名前の由来です。
ヤドリギの出回る時期
12月中旬頃のちょうどクリスマスの時期に出回ります。ただ、少しレアな商材です。見つけたらラッキーかもしれません。
ヤドリギの値段
ヤドリギを小さく切り分けたものを束にして飾りやすく1000円前後で販売している場合もあれば、ヤドリギの塊を大きく販売している場合もあります。
大きい塊だと、7000円〜1万円前後で販売しています。(大きさ、お花屋さんによって値段はまちまち)
大きい塊は、お店のディスプレイなどに人気で迫力があり、神聖な雰囲気。
ヤドリギの花言葉の由来と言伝え
ヤドリギは古来より神聖な植物とされてきました。その理由を花言葉、言伝えとともにご紹介します。
ヤドリギの花言葉
『克服』『忍耐』『困難に打ち勝つ』『キスしてください』などです。
これには昔から伝わる下記の言伝えが関係します。
①『永遠の命』の象徴
ヤドリギは寒さの中でも、変わらずグリーンの葉をつけたまま成長します。このことから、先述の 『克服』『忍耐』という花言葉がつきました。
冬でも葉を落とさず、グリーンの葉をつけるヤドリギは『永遠の命』を象徴する植物だったとのこと!
②死者を生き返らせる言伝え
ギリシャ神話の話の一つに、死者を生き返らせる草としてヤドリギが登場します。
とある占い師が亡くなってしまった王子を生き返らせるために、墓に閉じ込められてしまいます。そこに蛇が襲いかかってきてたが、なんとか仕留めると、仲間の蛇が草を咥えてやってきます。その草でその死んだ蛇を擦ると、生き返り、それを見ていた占い師が、同じ事をすると王子は生き返り、無事に墓から出してもらうことに。
ここに登場する草こそがヤドリギだったというわけです。
このギリシャ神話が元となり 、『困難に打ち勝つ』という花言葉がつきました。
③クリスマスにまつわる言伝え
ヨーロッパでは「ヤドリギの下に立っている女の子にはキスをしてもいい」という言伝えがあります。
クリスマスパーティーの夜に、女性は意中の男性をヤドリギの下に呼んで待つのだとか。そして、見事?ヤドリギの下でキスをした男女は幸せになれるそうです。
なんてロマンティック!それが花言葉 『キスしてください』の由来。
ヤドリギはどうやって繁殖する??
ヒレンジャク、キレンジャク、ヒヨドリなどの鳥はヤドリギの実が大好物。
これらの鳥に食べられたヤドリギの実は、消化されずにフンとして排出されます。実はネバネバしているので、粘着性のあるフンがでて、これが樹木につき、寄生し成長するのです。
実はカットしたり、潰すとネバネバしているのは、ヤドリギの生きる戦略だったのです!
ヤドリギの管理方法
枝物なので、茎先をハサミで十字に割ったり、叩いたりしてから水にいけましょう。
基本的には長もちする枝物ですが、寄生して成長するくらいなので、元々水を吸い上げる力が弱く、元気がなくなりやすい&乾燥してパラパラと葉や実が落ちてしまう場合もあります。
- ヤドリギは飾ったらあまり触らないのがベスト!!
水にいける場合はお花の栄養剤も効果的です↓
以上です。
ヤドリギ、素敵な言伝えがあり飾ってみたくなりませんか?ギフトにもおすすめなので、大切な方への贈り物にいかがでしょうか?
最後までご覧頂きありがとうございました♪
\オンラインのお花屋さんで探してみる/
こちらの記事もオススメ↓
合わせて読みたいsea-0322.com
合わせて読みたいsea-0322.com
合わせて読みたいsea-0322.com