ひとりでハナログ

花屋の中の人のブログです。 花のある生活を送る全ての方へ、美しい写真と共にお花やグリーンついて紹介していきます。花屋ブロガーとしてさまざまな情報を発信していきます。

\定期的にお花が届く!人気のお花のサブスクを始めよう!/

HitoHana お花の定期便 Bloomee LIFE AFM お花の定期便 【花の定期便(タスハナ)】

----当ブログではアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています----

夏の花を長持ちさせる便利な道具6選|猛暑でも枯らさない現役花屋の対策

夏の花を長持ちさせる便利な道具

こんにちは。

夏の切花、こんな経験ないですか?

 

「昨日買ったのにもう元気がない…」
「水替えしてるのに、すぐ臭う」
「やっぱり夏はもたない?」

 

実は、夏の花がすぐ枯れる原因は

温度と雑菌の急増です。

 

そしてこれは、

正しい道具を使うだけで大きく改善できます。

 

今回は、花屋歴15年の現役花屋が、実店舗でも実践している「夏の花を長持ちさせる便利な道具」を徹底解説します。

▶︎【このブログを書いている人について】

 

筆者は、15年間実店舗で勤務し、夏にお花が持たないと悩んでいるお客様を数々見てきており、的確なアドバイスを行ってきました。都内の大型店舗に勤務していた経験もあります。

 

当記事を読んで、暑い夏でも切花をより長く楽しみましょう。

 

この記事で分かること

  • 夏の花がすぐ枯れる原因
  • 夏の花を長持ちさせる道具の紹介
  • 夏のNG管理方法

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 夏になると花をすぐ枯らしてしまう
  • 暑い夏でも花を楽しみたい
  • 夏の花の具体的な管理方法を知りたい

 

なぜ夏は花がすぐ枯れる?【原因を理解する】

夏に花がすぐに枯れる原因

夏の花が傷みやすいのは、主に次の3つです。

 

猛暑の気温による傷み

お花は暑さに弱いものが多いです。夏のお花でも、暑すぎたり、直射日光にあたると、傷んでしまう場合もあります。

 

水温が上がると雑菌が増殖する

気温が高いと、水温も上昇します。

一般的に最近は20℃を超えると活動が活発になり、25℃以上で急激に繁殖スピードが上がるとされています。夏場のしつおんが28〜32℃になると、水温も同様に上昇し、数時間で菌類が増加することもあります。

その結果、茎の導管が詰まり、水が吸えなくなります。

 

エアコン直風で乾燥する

夏に花がすぐに枯れる原因

エアコンの直風があたると、花びらから水分が奪われます。その結果、萎れる原因となります。

 

切り花は根がないため、環境の変化に非常に弱い状態なのです。

 

筆者の勤務する実店舗では、毎朝必ず全ての花の水替えを行っています。それだけでも、花の持ちは1日〜2日変わることもあります。

 

夏の花の平均的な持ちは何日?

夏の花の持ちは平均3〜5日程度です。これから紹介する便利な道具を利用すれば、平均5日〜7日程度の持ちが期待できます。適切な管理を行えばそれ以上持つことも。

 

夏の花を長持ちさせるのに最適な室温は?

夏の花の平均的な持ちは何日?

雑菌の繁殖を防ぐため、室温は20〜25℃が目安です。

 

夏の花を長持ちさせる便利な道具6選

夏の花を長持ちさせるのに便利な道具

夏のお花の管理に便利な道具を現役花屋がご紹介します。

 

① 花専用ハサミ(茎を潰さない)

ハサミは刃と刃で挟んでカットするため、普通のハサミだと茎が潰れやすくなります。

専用のハサミは、茎を潰さずにカットできるので、水の吸い上げが良くなります。

 

 

購入直後や水換え時に、1〜2cm切り戻すだけで日持ちが変わります。

Point!
  • 夏は特に切り口が重要!普通のハサミは使用を控えましょう

 

② 切り花用の栄養剤(延命剤)

栄養剤はお花に栄養分を与えるだけでなく、お水の雑菌の増殖を防ぐ効果があります。切花栄養剤には「糖分」「抗菌剤」「pH調整剤」が含まれており、道管の詰まり防止と栄養補給の両方を目的としています。

 

 

Point!
  • 夏は“栄養”より“抗菌”

 

ちなみに、栄養剤の代わりに砂糖は代用できません。詳しくは後ほど解説します。

 

③ 小さめの花瓶

水量が多いと一見安定しそうに見えますが、実は水が多いほど常温環境では温度が上がりやすく、菌の温床になりやすい傾向があります。夏場は必要最低限の水量を保ち、こまめな交換が理想です。

また、夏が旬の花には、水が少なめの方が良い花が多いので小さめの花瓶がオススメ。

 

Point!
  • 水量が多すぎると水温が上がる

 

④ 花瓶用ブラシ

ぬめり=雑菌の塊。きちんと花瓶を綺麗に洗える花瓶用ブラシは、お花の長持ちに効果的です。

 

 

ぬめりが残っている花瓶を利用すると、お花は長持ちしません。

 

Point!
  • 夏は清潔な花瓶を使用するのも、長持ちの秘訣。

 

⑤ 霧吹き

ラン類、クルクマなど、一部の夏の花は湿度を好むため、霧吹きで水を与えると元気になる花もあります。

きめの細かい霧吹きは、お水をより吸収しやすくなります。

 

 

Point!
  • 湿度を好む花は、茎だけからでなく、葉や花からも水分を補ってあげると長持ちします。

 

⑥フラワーナイフ

フラワーナイフは茎を潰さずにカットできます。

また、ハサミよりも鋭利に斜めにカットできるため、断面積が広くなり、お水をたくさん吸収することができます。

 

アジサイや、ラン類などお水が大好きなお花に特に効果的

 

夏の花を長持ちさせるのにやってはいけないNG管理

夏の花を長持ちさせるのにやってはいけないNG管理方法

やりがちな夏の花の管理方法を理由付きで解説します。

 

砂糖を入れる

植物の導管は砂糖の粒子よりも小さいため、糖分を吸い上げることができません。それどころか、砂糖を溶かした水は、雑菌が繁殖しやすいので、逆効果です。

 

適切でない水の量

夏の花を長持ちさせるのにやってはいけないNG管理方法

水が多すぎると雑菌繁殖の原因に。少なすぎると水切れによる萎れの原因に。

花の種類によって適切水量は異なるため、購入時に確認するのが理想です。

 

窓辺放置

窓辺は直射日光があたり、お花や葉が焼けてしまう原因になります。

 

ハサミを洗わない

使用したハサミは放置しておくと雑菌が繁殖します。使用後、または使用前に洗剤等で綺麗に洗うと安心。

 

夏でも比較的長持ちする花

夏でも比較的長持ちする花

夏でも長持ちする花を選ぶことも、夏の花を長持ちさせるコツのひとつです。

・トルコキキョウ
・ひまわり
・クルクマ
・ラン類
・枝物・葉物

など、夏の暑さに強い花が挙げられます。

 

夏でも長持ちする切花を知りたい方はこちらの記事もおすすめ

▶︎【7月・8月】夏でも長持ちする切花6選|現役花屋が本音で厳選 - ひとりでハナログ

 

さらに、実ものは夏でも比較的長持ちしやすい花材

▶︎夏の実もの9選|花屋が教える長持ちする実ものと飾り方【7〜8月】 - ひとりでハナログ

 

初心者がまず揃えるなら?

お花を長持ちさせるために、揃えた方が便利なアイテムランキングはこちら

 

1位:花専用ハサミ

2位:栄養剤

3位:小さめ花瓶

全部揃えなくてもOK!まずは茎の切口と清潔さを意識して。

 

よくある質問(FAQ)

夏の花を長持ちさせるのによくある質問

店舗でも実際によく聞かれる質問をご紹介します。

 

Q.栄養剤は毎日必要?

A.いいえ、水替えの度に入れるのが理想

栄養剤を使用すると、水が濁りづらくなります。水が濁ったら水替えをし、その度に栄養剤を入れるのがポイント。

 

Q.冷蔵庫に入れていい?

A.冷蔵庫には入れないで下さい。

冷蔵庫に入れ、外に出した時に、外との気温差により、お花に結露(水滴)が発生します。その水滴により、花びらにシミができたり、蒸れにより傷んでしまう場合があります。

 

Q.水に氷は入れていい?

A.氷を入れてもあまり意味はありません。

氷を入れても、数分で溶けてしまい、次第にお水はぬるくなります。つまり、効果は一時的のみ。長持ちに効果的とは言えません。

 

Q.夜だけ冷房つけるのは?

A.できるだけ常に涼しい場所に置くのがベスト。

常に適度に涼しい場所に置いてあげた方が長持ちに繋がります。冷房の直風は避けましょう。

 

まとめ|夏でも花はちゃんと長持ちする

夏の花がすぐ枯れるのは、花が弱いからではありません。

 

原因は「温度」と「雑菌」。


そして夏の花を長持ちさせるには、正しい道具でコントロールできます。

夏でも、正しい道具と管理次第で

3日→5日以上(それ以上の場合も)楽しむことは十分可能です。

今年の夏は、

「どうせ持たない」を卒業しませんか?

最後までご覧頂きありがとうございました。

Follow Me

 

︎花のある生活にあると便利な道具6選sea-0322.com

 

︎花を長持ちさせる基本的なコツsea-0322.com

 

切花の基本的な水揚げ方法はこちらsea-0322.com