
こんにちは。
「花のある生活を始めてみたいけれど、何か道具を揃えたほうがいいの?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
花屋さんには花瓶やハサミ、霧吹きなど、さまざまな道具があります。
でも、花のある暮らしを始めるために、最初からすべて揃える必要はありません。
花屋歴15年以上の現役フローリスト。実店舗でご自宅用の切り花も販売し、これまでたくさんの初心者の方にも花をご提案してきました。
そんな経験から、この記事では
花のある生活に最低限必要なもの
ある便利な花の道具6選
初心者が道具を選ぶときのポイント
を分かりやすく紹介します。
当記事はこんな方におすすめ
- 花のある生活を始めたい方
- 花をもっと楽しみたい方
- 花をより快適に楽しみたい方
花のある生活を始めるのに必要なものは?

結論
最初は水を入れる容器があればOKです。
専用の花瓶や花切りバサミがなくても、花を楽しむことはできます。
例えば、
- コップ
- マグカップ
- 空き瓶
- ジャムの瓶
などでも十分です。
花切りバサミも、最初は家庭にあるハサミで代用できます。
「道具を全部揃えてから始めよう」と考える必要はありません。
まずはスーパーや花屋さんで好きな花を1〜2本選んで、家に飾ってみる。
それだけでも、花のある生活は始められます。
ただし、花を飾ることに慣れてきたら、専用の道具があるとより快適に楽しめます。
こちらの記事で花瓶がない時の代用品を10個紹介しています
▶︎花瓶がないときの代用品10選|家にあるものでおしゃれに花を飾る方法【現役花屋が解説】 - ひとりでハナログ
花のある生活にあると便利な道具6選
ここからは、私が花のある生活におすすめしたい便利なアイテムを6つご紹介します。
①花切りバサミ
花を定期的に飾るなら、花切りバサミはかなりおすすめしたいアイテムです。
家庭用のハサミでも切れますが、花切りバサミは茎を切ることを目的に作られているため、切り花を扱いやすくなっています。
特におすすめしたい理由は、
- 茎を切りやすい
- 茎をつぶしにくい
- 花を生け直すときに使いやすい
- 種類によっては枝物にも使える
という点です。
初心者の方には、一般的な握りやすいタイプがおすすめ。
持ちやすく、ある程度の太さの茎や枝も切りやすいので、初めて購入する花切りバサミとして使いやすいでしょう。
鉄製の和バサミもおすすめ
花を飾ることに慣れてきたら、鉄製の和バサミも選択肢になります。
最初は少し握りにくく感じるかもしれませんが、慣れてくると扱いやすく、長く愛用できます。
鉄製なので錆びることがありますが、手入れをしながら使えば長く使えるのも魅力です。
ちなみに、和バサミで花を切ったときに「カチンッ」と音が鳴ります。
豆知識
和バサミで花をカットした時に鳴る『カチンッ』という音で、昔は「花屋が来たよ」とお知らせしていたようです。
②花瓶(大・中・小)

花瓶も、花のある生活を始めたら少しずつ揃えていきたいアイテムです。
もちろん、最初はコップや空き瓶でも構いません。
ただ、花を飾ることが習慣になってきたら、大・中・小の3サイズがあるととても便利です。
大きめの花瓶
枝物や丈の長い花を飾るときに活躍します。
中くらいの花瓶
数本〜10本程度の花をまとめて飾るときに使いやすいサイズです。
小さめの花瓶
1〜2輪だけ飾りたいときに便利です。
花は水替えやお手入れをするたびに、少しずつ茎を切り戻します。
最初は大きな花瓶に飾っていた花も、茎が短くなってきたら中サイズ、小サイズへ。
このように花の長さに合わせて花瓶を変えると、最後まで無駄なく楽しめます。
- 花瓶は「おしゃれだから買う」というだけでなく、花の長さに合わせて使い分ける道具として考えると選びやすくなります。
使いやすい花瓶、おしゃれな花瓶はこちらの記事でご紹介しています
▶︎花瓶はどこで買う?売ってる場所とおすすめ花瓶を現役花屋が紹介 - ひとりでハナログ
③ベースブラシ(花瓶用ブラシ)
花瓶を清潔に保つために、あると便利なのがベースブラシです。
花瓶を使っていると、内側がヌメってくることがあります。これは水の中で微生物が増えることなどが原因。
そのままにしておくと水が汚れやすくなるため、花瓶はこまめに洗って清潔にしておきたいところです。
特に口が狭い花瓶は、普通のスポンジでは底まで届きにくいことがあります。
そんなときに、柄の長い花瓶用ブラシが活躍します。
専用のベースブラシでなくても、
・水筒用ブラシ
・ボトル用ブラシ
などで代用できます。
花瓶をしっかり洗えるようになると、花のお手入れもぐっと楽になりますよ。
- 花瓶の内側を満遍なく綺麗に洗えるベースブラシがあると、花の状態をより良く保ちやすい
④切花用の鮮度保持剤

花をできるだけ長く楽しみたい方には、切り花用の鮮度保持剤もおすすめです。
効果は主に3つ。
- 水中のバクテリアの増殖を抑える
- 花びらや葉にツヤやハリを与える
- 綺麗に咲く効果とその姿を持続させる
①水中のバクテリアの増殖を抑える
水が濁るのはバクテリアが原因。
それが茎を詰まらせ、枯れる原因になります。栄養剤はバクテリアの増殖を防ぐ効果があります。
②花びらや葉にツヤやハリを与える
花に必要な栄養分が含まれるので、花びらや葉もしっかりとイキイキします。
そして美しい状態が続きます。
③綺麗に咲く効果と、その姿を持続させる
バラなど、稀に開ききる前に枯れてしまう場合があります。これは十分な栄養分が花まで届かずに枯れてしまう為です。
栄養剤を使うことで、花が最後まできれいに咲きやすくなります。
より長く楽しみたい方には、栄養剤の使用をおすすめします。無料でサンプルをくれるお花屋さんもあるので、貰ったら是非使用してみて下さい。
切花用の鮮度保持剤の効果とおすすめ商品はこちら
▶︎切花の鮮度保持剤は本当に必要?現役花屋が効果とおすすめ商品を解説 - ひとりでハナログ
⑤フラワーナイフ
フラワーナイフは、花の茎を削ぐようにしてカットするための道具です。
花切りバサミよりも少し専門的なので、初心者の方が最初から用意する必要はありません。
ただ、花をより深く楽しみたい方には面白い道具です。
ナイフで茎を削ぐようにカットすると、茎をつぶしにくく、切り口を斜めにすることで断面を大きくできます。
花屋では、
- 水が下がりやすい小花、草花
- バラなどお水を多く必要とする花
などに使うことがあります。
ただし、刃物なので扱いには十分注意が必要です。
最初は花切りバサミを使い、花の扱いに慣れてから挑戦するのがおすすめです。
⑥霧吹き
花のある生活を始めたら、霧吹きもあると便利なアイテムです。
特に、クルクマやランなど、水分を補うことで状態を保ちやすい花に活躍します。
ただし、すべての切り花に直接霧吹きをすればいいわけではありません。
花の種類によっては、花びらに水がかかることで傷みやすくなる場合もあります。
霧吹きを使うときは、花の種類や状態に合わせて使い分けましょう。
おすすめの霧吹き
私がおすすめするのは、細かいミストが出るタイプ。
普通の霧吹きよりも細かな水滴が広がりやすく、水を吸収しやすくなるのが特徴です。
最初から全部揃える必要はありません

ここまで6つの道具をご紹介しましたが、最初から全部購入する必要はありません。
私なら、これから花のある生活を始める方には、
まず花瓶。
そして花を飾ることが習慣になってきたら、
花切りバサミ。
この2つから始めることをおすすめします。
さらに花を長く楽しみたくなったら、花瓶用ブラシや鮮度保持剤。
花をもっと深く楽しみたくなったら、フラワーナイフや霧吹き。
というように、必要になったタイミングで少しずつ道具を増やしていけば十分です。
花のある生活は、道具を揃えることが目的ではありません。
コップに1輪でもいい
スーパーの花でもいい
毎週じゃなくてもいい
まずは好きな花を1輪、部屋に飾ってみてください。
それだけでも、いつもの部屋の雰囲気が少し変わりますよ。
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花のある生活は1輪から始められる

花のある生活を始めるために、特別な道具をすべて揃える必要はありません。
まずはコップや空き瓶など、家にあるものでも十分です。
そのうえで、花をより快適に楽しみたい方には、
- 花切りバサミ
- 花瓶(大・中・小)
- ベースブラシ
- 切花用鮮度保持剤
- フラワーナイフ
- 霧吹き
これらがあると、より快適に楽しめます。
最初から完璧を目指さず、花を楽しみながら少しずつ道具を揃えていきましょう。
花のある暮らしは、たった1輪からでも始められます。
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